今月3日の外国為替市場で円相場が一時1ドル=150円をつけた直後に3円近く円高方向に進んだことについて、鈴木財務大臣は為替介入があったかどうかは「お答えしない」と改めて述べました。
鈴木俊一財務大臣
「為替の介入があったのか、なかったのかということでありますが、これについてはお答えは致しません」
鈴木財務大臣は為替介入を行ったかどうかについて言及を避けたうえで、介入を実施した場合、直後に公表するかどうかは「様々な視点から総合的に勘案して判断をしている」と説明。
去年9月に為替介入を行った際には直後に介入の実施を公表しましたが、公表した理由については「介入の目的に照らして、その効果を高めるために総合的に勘案し判断した」と振り返りました。
また、為替介入の目安となる「過度な変動」について神田財務官が今月4日、「一定期間の間に非常に大きな動きがあった場合も過度な変動となりうる」と新たな説明を行ったことについて、鈴木大臣は「従来、どのような変動が過度な変動かは様々な要因を総合的に勘案して判断している。考え方に変わりはない」と強調しました。
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