大量発生の要因は「高い気温にエサが豊作」

宮崎県病害虫防除・肥料検査センターの調査によると、今年は、去年の同じ時期に比べカメムシの数がおよそ10倍に増加。
過去10年間の平均より、多い傾向にあるという。

昆虫に詳しい南九州大学の新谷教授に話を聞いた。

(南九州大学 新谷喜紀教授)
「今年はもう春からずっと気温が高めで推移していますので、このカメムシたちにとっては、条件としてはよかったのではないかなと思います」

新谷教授によると、夜間の気温が高かったことやエサとなるスギやのヒノキの実が豊作だったことが、大量発生の要因につながっているという。