■第19回アジア競技大会中国 杭州(6日、大会13日目)

野球の日本代表はスーパーラウンド第2戦で台湾と対戦、2対0と日本がリードした7回途中、雨が強くなり降雨コールドで日本が勝利した。

野球日本代表。社会人代表で組まれた「侍ジャパン」は、スーパーラウンド2戦目は5番に辻野、7番に金子を入れ、韓国戦で5番だった丸山を9番に下げた。先発は岩本喜照(28、日本新薬)。

【台湾戦のスタメン】
1)遊 中川拓紀(24、本田技研工業)          
2)二 下川知弥(30、東日本電信電話)
3)三 北村祥治(29、トヨタ自動車)
4)左 佐藤竜彦(28、本田技研工業)
5)捕 辻野雄大(30、本田技研工業)
6)右 笹川晃平(29、東京ガス)
7)DH 金子聖史(30、東芝)
8)中 向山基生(27、東日本電信電話)
9)一 丸山壮史(24、ENEOS)捕 
投手:岩本喜照(28、日本新薬)

中国、韓国に2試合連続完封負けを喫している社会人代表「侍ジャパン」は、ここまで0勝2敗。台湾戦は雨の中の戦いとなった。台湾の先発は楽天の育成選手でもあるワン ヤンチェン(22)。日本は1回、1死一、三塁のチャンスを作ったが4番・佐藤がショートゴロ併殺打、先制点が奪えなかった。

日本は2回にも1死一、三塁のチャンスを作ると8番・向山がレフト前へタイムリー、20イニングぶりの得点で日本が先制した。4回には1死三塁で9番・丸山が追加点となるセンター前タイムリー、日本が2-0とリードを広げた。

投手陣も台湾の3番に入った西武のウー ネンチィン(30)を2打席ノーヒットに抑えた。

雨が強く、5回終了でグラウンド整備にやや時間がかかった。それでも日本は集中力を切らさず、7回、先頭の中川が四球で出塁すると盗塁を決めて1死三塁のチャンスを作ると3番・北村がライトへ犠牲フライ。着実に追加点を奪っていった。7回、日本の攻撃中に雨が強くなり、一時中断となった。

強く降り出した雨はやむことなく、降雨コールドで日本が勝利、日本は7日、3位決定戦でセカンドステージで完封負けを喫した中国と再び対戦する。

※写真は丸山壮史選手


【野球日程】
■10月7日

3位決定戦
日本(1勝2敗)ー中国(1勝2敗)

決勝
台湾(2勝1敗)ー韓国(2勝1敗)