■第19回アジア競技大会(6日、中国・杭州)
ホッケーの男子決勝が行われ、日本代表(世界ランク15位)はインド代表(同3位)に1-5で敗れ、大会2連覇ならず。今大会は優勝国に来年のパリ五輪出場権が与えられたが、銀メダルで五輪切符獲得は持ち越しとなった。
各15分の4クォーター制。第1クォーターは拮抗する展開の中、終盤にセットプレーから相手の強烈なシュートをキーパー北河拓実(24)がファインセーブ。
だが第2クォーターはインドの攻撃が続き、J.シンに先制点を決められる。第3クォーターにはキャプテンのH.シンにゴール正面からシュートを決められ、痛恨の2点目を奪われた。さらにセットプレーからも得点を奪われ0-3と突き放された。
第4クォーターはセットプレーのチャンスでキーパーに阻まれるも、田中世蓮(30)のゴールで1点を返した。だがインドの攻撃力が勝り、1-5と完敗を喫した。予選で2-4と敗れていたインドに雪辱ならず。
18年のジャカルタ大会で初の金メダルに輝いた日本だが、53年ぶりに出場した東京五輪では1分4敗と未勝利。今大会は銀メダルで2大会連続の五輪出場はお預けとなった。
※世界ランキングは試合前時点