■第19回アジア競技大会中国 杭州(日本時間6日、大会13日目)

バスケットボール男子日本代表(世界ランキング26位)は順位決定戦(7-8位)で韓国(同ランク51位)と対戦し、55-74で敗れ、前回ジャカルタ大会の7位を下回る8位で大会を終えた。

日本のスタメンは斎藤拓実(28)、今村佳太(27)、赤穂雷太(25)、寺嶋良(25)、川島悠翔(18)が名を連ねた。

日本は予選リーグで勝った韓国に、序盤から連続ゴールを許し追いかける展開となる。しかし途中出場の細川一輝(25)のスリーポイントシュートで3点差、さらに細川からのアシストで西野曜(25)が決め、1点差に詰め寄る。韓国はこの日、好調のムン・ジョンヒョン(22)のスリーポイントシュートで突き放しにかかるが、お返しとばかりに細川のスリーポイントシュートで18-19で第1クォーターを終える。

第2クォーター、中々シュートに持ち込めない日本に対し韓国はここでも高確率でスリーポイントシュートが決まり22得点を追加。日本は米山ジャバ偉生(21)の7点のみで25ー41と差を広げられ前半を折り返す。

流れを引き寄せたい日本の第3クォーター。細川、今村が立て続けにスリーポイントシュートを成功させるが、韓国も日本を上回る高確率のシュートで43-59。中々、差を縮めることができず第4クォーターへ。スタートから韓国に3本連続でスリーポイントシュートを決められ、日本はタイムアウト。直後に細川、米山のゴールで10点差としたが、55‐74の大差で韓国に敗れた。日本は前回、ジャカルタ大会の7位を下回る形となった。

【バスケットボール日程】

■男子
9月26日 予選リーグ グループD 日本 95-63カタール
9月28日 予選リーグ グループD 日本 70-57 インドネシア
9月30日 予選リーグ グループD 日本 83-77 韓国
10月3日 準々決勝 日本 66-85 チャイニーズタイペイ 
10月4日 準決勝/5位~8位決定戦 日本 74-79サウジアラビア
10月6日 決勝/3位決定戦/5‐6位決定戦/7‐8位決定戦 日本 55-74 韓国