ウクライナ東部ではロシア軍のミサイル攻撃で51人が死亡しました。一方、ロシアのプーチン大統領は核弾頭が搭載可能な原子力推進式巡航ミサイルの実験に成功したと主張しました。
ウクライナ内務省は5日、ハルキウ州でロシア軍によるミサイル攻撃があり、6歳の男の子を含む51人が死亡したと発表しました。
“当時、現場では戦死者の追悼式が開かれていて、60人の市民が集まっていた”としています。
ゼレンスキー大統領は、ウクライナ産穀物の輸出をめぐって隣接する国と対立するなか、国際会議でヨーロッパ各国の首脳を前に結束を訴えるとともに、「ロシアがほかの国にも侵攻する可能性」を強調。さらなる軍事支援を求めました。
またウクライナの通商代表は、穀物問題をめぐり対立するポーランドなど3か国へのWTO=世界貿易機関での訴訟手続きを中断することを明らかにしたと報じられています。
一方、ロシアのプーチン大統領は国内の会議で。
ロシア プーチン大統領
「(われわれが核攻撃を受けたら)何百本ものミサイルが報復攻撃する。誰も生き残るチャンスはない」
理論上は飛行距離が「無限」とされる原子力推進式の新型巡航ミサイル「ブレベスニク」の“発射実験に成功したとし、ほぼ開発が完了した”と主張、欧米へのけん制とみられます。
プーチン氏は、ロシアが批准している包括的核実験禁止条約の撤回の可能性もほのめかしました。
このほか、冷え込んだ日ロ関係をめぐっては「窓を閉じたのは日本の方だ」とし、日本が対話再開を求めるのであればロシアは応じる用意があるとも話しています。
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