■第19回アジア競技大会中国 杭州(日本時間5日、大会12日目)

バドミントン各種目の準々決勝が行われ、男子シングルスの世界ランク3位・奈良岡功大(22)が同ランク19位のT.Y.ウン(マレーシア)に2-0のストレートで勝利し、準決勝進出を決めた。バドミントンは3位決定戦がないため同種目での日本勢、2大会連続メダルを確定させた。

第1ゲーム、序盤で4連続得点を許した奈良岡は5-8の場面から6連続得点で一気に逆転。その後、マレーシア選手も連続得点し、12-12同点に追いつく。そこから、お互い一歩も譲らない展開となり21-20で奈良岡が先にゲームポイントを奪う。奈良岡は長いラリーとなるがラケットのガットが切れながらクロスショットを打つなど攻撃の手を緩めず、22点目を奪い第1ゲームを奪った。

つづく第2ゲームは奈良岡が先に11点を奪い、有利な展開となる。マレーシア選手も巧みなネットプレーを見せたが奈良岡が逃げ切り21-15のストレート勝ち。準決勝進出を決めた。
日本はこの後、女子シングルス、女子ダブルスの試合が行われる。


【5日のバドミントン日程】

■男子シングルス
奈良岡功大(3位) 2ー0 T.Y.ウン(マレーシア、19位)

■女子シングルス
大堀彩(20位) ー G.M.トゥンジュン(インドネシア、7位)

■女子ダブルス
志田千陽/松山奈未(5位) 0 ー 2 陳/賈(中国、1位) 
福島由紀/廣田彩花(4位) - 張殊賢/鄭雨(中国、6位)

■混合ダブルス
渡辺勇大/東野有紗(2位) 2-0 鄧俊文/謝影雪(香港、20位)