こうした中、県内30の市町村議会議員で構成する有志の会が、玉城知事の判断を指示する決意表明を発表しました。

辺野古沖の工事を知事が承認しなかったことについて、県内30の市町村から集まった115名の議員らで構成する『自治体有志の会』が知事の判断を支持する決意表明を発表しました。
北谷町議会 仲宗根由美議員
「辺野古新基地建設反対を貫く、県民と連携し知事の毅然たる行動を後押しし、沖縄に真の自治を実現するため全力で取り組んでまいります」
表明では国交大臣の承認指示について「地方自治法で保障された地方自治の本旨を沖縄県自ら否定することを強要するもの」と批判しています。

そのうえで、知事の判断は「県民のゆるぎない民意に基づくもので、沖縄の自治の底力を発揮したもの」とし今後も知事の行動を後押しするとしています。
この表明は、議会の休憩中に玉城知事に直接文書で手渡したということで、知事からは感謝の意が示されたということです。
自治体議員有志の会は今後、様々な取り組みを実施し県内外に呼びかけていきたいとしています。