10月5日から6日にかけては、北日本を中心に荒れた天気や大荒れの天気となるおそれがあります。

北海道付近で低気圧が急速に発達するため、すでに雨・風ともに強まっている所があり、5日午前11時現在、北海道や秋田、山形では大雨警報や暴風警報が出されている地域もあります。特に北海道や青森では6日にかけて、海上を中心に非常に強い風が吹くおそれがあり、風に伴う災害に警戒が必要です。

宮城県内でも5日午後は西寄りの風が急に強まり、5日・6日に予想される最大瞬間風速は東部で30メートル、西部で25メートルです。宮城にはこの夏、台風が近づかなかったこともあり、6日にかけては久しぶりに強い風が吹き荒れそうです。予想以上に風が強まった場合は、東部に暴風警報が出る可能性もあります。

5日は夕方の帰宅時間帯、鉄道の運行に影響が出るおそれがあり、6日は平均風速は5日より大きくなることが予想されるため、JR東日本は東北本線、常磐線、仙石線、気仙沼線について、遅れや運休が出る可能性があるとしています。交通情報にも注意してください。