■第19回アジア競技大会中国 杭州(日本時間5日、大会12日目)
バドミントン各種目の準々決勝が行われ、日本勢で最初に登場した女子ダブルスの世界ランク5位の志田千陽(26、再春館製薬所)/松山奈未(25、再春館製薬所)は世界ランク1位の中国・陳清晨(26)/賈一凡(26)に0-2のストレートで敗れ、ベスト8で姿を消した。バドミントンは3位決定戦がないため、準決勝進出で銅メダル以上が確定する。
志田/松山は団体戦の準決勝で勝った相手に第1ゲーム。中盤で10-10の同点に追いつくと、勝負所でネットにかけるなどし17-21で先制される。第2ゲームは序盤で2-7と追いかける展開となった。しかしネット前につめ、相手のミスを誘うなど5連続得点で一気に同点に。志田/松山が11点を先に奪い、流れを引き寄せたかったが相手は世界1位ペア。賈の強烈なスマッシュ、陳の抜群のドロップショットで逆転される。志田/松山も息の合ったコンビネーションで食らいつくも18-21のストレートで敗れ、1時間を越える熱戦は準々決勝敗退となった。
【5日のバドミントン日程】
■男子シングルス
奈良岡功大(世界ランク3位) ー T.Y.ウン(マレーシア、19位)
■女子シングルス
大堀彩(20位) ー G.M.トゥンジュン(インドネシア、7位)
■女子ダブルス
志田千陽/松山奈未(5位) 0 ー 2 陳/賈(中国、1位)
福島由紀/廣田彩花(4位) ー 張殊賢/鄭雨(中国、6位)
■混合ダブルス
渡辺勇大/東野有紗(2位) ー 鄧俊文/謝影雪(香港、20位)