■第19回アジア競技大会中国 杭州(日本時間4日、大会11日目)

バドミントンの混合ダブルス2回戦が行われ、第2シードで東京五輪銅メダルの渡辺勇大(26、BIPROGY)/東野有紗(27、BIPROGY)のペアがインドネシアの同ランク16位のR.リファルディ(23)/P.H.メンタリ(24)がストレートで勝利し準々決勝進出を決めた。

第1ゲーム、インドネシアの男子選手・リファルディの強打に苦戦し、一進一退の攻防となる。しかし、渡辺の強打と見せかけてのドロップショットで先に11点を奪い、インターバルを迎える。インドネシアも格上の韓国ペアを破って2回戦に進出する勢いを見せたが、東野の前衛での素早いプレーに対応できず21-17で第1ゲームを奪う。

第2ゲームは序盤でリードされるが、渡辺/東野は中盤に前で詰めるプレーを見せ5連続得点で逆転。そのままの勢いで最後は渡辺のスマッシュが決まり21-14でストレートで勝利。渡辺/東野が危なげなく準々決勝進出を決めた。

この種目のメダルは1970年バンコク大会で小島一平/竹中悦子が銅メダルを獲得して以来53年、遠ざかっている。