台風第14号は、強い台風から、大型で強い台風に変わり、フィリピンの東を1時間におよそ15キロの速さで北西へ進んでいます。

大型で強い台風第14号は、10月2日正午にはフィリピンの東のにあって、1時間におよそ15キロの速さで北西へ進んでいます。中心の気圧は965ヘクトパスカル。中心付近の最大風速は40メートル、最大瞬間風速は55メートルとなっています。

台風の中心は、24時間後の3日12時には沖縄の南に位置し、非常に強い台風になる見込みです。中心の気圧は940ヘクトパスカル。中心付近の最大風速は45メートル、最大瞬間風速は65メートルが予想されます。

現在、1時間に15キロの速度で進んでいますが、3日からは時速10キロが予測されています。この速度が遅い原因について沖縄気象台は高気圧が東西に広がっていることや、偏西風の影響があるとして、更に速度が遅くなる可能性もあるとしています。

台風14号は4日から5日にかけて非常に強い勢力で先島諸島に接近する見込みとなっています。先島諸島では2日から風が強まり、4日から5日は暴風となるおそれとなっています。

八重山地方では台風の進路によっては4日に警報級の大雨、3日12時から4日12時までの24時間降水量は多いところで50ミリ~100ミリとなるおそれがあります。

台風がゆっくりと進むことで、高波や強風の影響が長引く可能性があります、最新の台風情報を確認し、早めの台風対策を行ってください。