■第19回アジア競技大会中国 杭州(2日、大会9日目)

陸上の男子4×100mリレーの予選が行われ、日本は2組5レーンに登場。組1着、全体3位の38秒99で決勝に駒を進めた。

2連覇を狙う日本は1走に桐生祥秀(27、日本生命)を起用。2走に小池祐貴(28、住友電工)、3走に上山紘輝(24、住友電工)、4走に宇野勝翔(22、順天堂大)の布陣で挑んだ。

1走・桐生が落ち着いてバトンパスを成功させると、2走・小池はリードされていたインドネシアに迫る走りを見せ、3走・上山へ。スパートをかけトップでアンカー宇野につなぐと、そのまま余裕の1着でフィニッシュ。

1走の桐生は外側のインドネシアに前を許したが2走・小池がトップに迫る走りを見せ、3走・上山へ。トップでアンカー宇野につなぐと、そのまま余裕の1着でフィニッシュ。「予選はしっかり安全バトンでいっているので」と小池が話したように、新鮮な顔ぶれながらバトンのミスなく順当に決勝に進んだ。

レース後、「着取りで1着でゴールできたので、良い形で決勝に進めた」と桐生。決勝に向けては「タイム的には接戦だと思うので、順位をしっかりとるかたちでゴールしたい」と意気込んだ。

決勝は、3日の22時30分(日本時間)に行われ、勝てば16個目のメダル獲得。前回大会に続き、2連覇を目指す。