■第19回アジア競技大会中国 杭州(日本時間1日、大会8日目)

バスケットボール女子日本代表(世界ランキング9位)は予選最終戦で同ランク37位のフィリピンに96-59で勝利、予選リーグB組1位通過で準々決勝進出を決めた。日本は2006年ドーハ大会(カタール)から4大会連続で銅メダルを獲得。1998年のバンコク大会(タイ)以来25年ぶりの金メダルを目指している。

日本のスターティングファイブはキャプテン林咲希(28、富士通)、髙田真希(34、デンソー)、宮崎早織(28、ENEOS)、星杏璃(23、ENEOS)に加え、今大会はじめて赤穂ひまわり(25、デンソー)がスタートから出場となった。

東京五輪の銀メダルメンバーが7人が揃う日本は第1クォーターから今大会、好調なスリーポイントシュートを次々と狙い、9本中6本を成功させた。日本が35-14と21点の大量リードで第2クォーターを迎える。主導権を握った日本だが、フィリピンがマンツーマンディフェンスからゾーンディフェンスに変えたことでシュートが中々決まらない。しかし終盤はしっかりと対応し、50-26で前半を折り返す。

日本は後半の第3クォーターも攻撃の手を緩めず66-39で第4クォーターへ。出だしから3本のスリーポイントシュートで得点を重ねる。第4クォーターも途中出場でカザフスタン戦チーム最多得点をあげた平下愛佳(21、トヨタ自動車)やディフェンスのスペシャリスト、東藤なな子(22、トヨタ紡織)の活躍で日本は96-59で3連勝。日本は2日の準々決勝進出を決めた。※写真は主将の林選手

【バスケットボール日程】

■女子
9月27日 予選リーグ グループB 日本 118-46 香港
9月29日 予選リーグ グループB 日本 92-30 カザフスタン
10月1日 予選リーグ グループB 日本 96-59 フィリピン
10月2日 準々決勝
10月3日 準決勝
10月5日 決勝/3位決定戦


■男子
9月26日 予選リーグ グループD 日本 95-63 カタール
9月28日 予選リーグ グループD 日本 70-57 インドネシア
9月30日 予選リーグ グループD 日本 83-77 韓国
10月3日午後9時~準々決勝(対戦相手は2日の準々決勝進出決定戦後に決定)
10月4日 準決勝/5位~8位決定戦
10月6日 決勝/5‐6位決定戦/7‐8位決定戦