AAAの仲間の応援「何も変わらないよ」

会場に駆けつけたAAAのメンバーたちの存在もまた大きな支えになったという。
與さん
「小さい時から苦楽を共にしてきた仲間なので、なかなか言えなくて、言う時も緊張しました」
だが、そんな特別な存在だからこそ、受け入れてくれたことが大きな勇気になった。
與さん
「みんな、『応援してるよ』『全然、何も変わらないよ』って言ってくれて。当日もすごく背中を押してくれて、めっちゃ良いサポートをしてくれました」
受け入れられないファンへ 「何も悪くない」
あたたかく受け入れた人たちの一方で、厳しい反応も当然返ってきたといいます。
與さん
「バッシングもありましたし、ファンの方でも『真ちゃんのことは大好きだけど、私はまだ受け入れられません』。それも本当に何も悪くない、本当に理解もする」
何より大切にしてきたファン。その戸惑いが十分に理解できたからだ。
そして、いつか、理解の輪が広がることを願って、こう話した。
與さん
「いつかそういう人たちが、5年後、10年後、20年後になるかもしれないけれど、あんなことあったよねって、あんなことを何か(特別扱いしていたよね)っていう社会になってくれれば嬉しいなって」
セクシュアリティに悩むファンたちの姿が公表の後押しに
芸能人生に大きな影響を与えるカミングアウト。
決意した理由を問うと、そのきっかけもまたファンだった。
與さん
「一番最初はやっぱり、自分が小さい時にすごく自分のセクシュアリティで葛藤していたので。その辛い思いを本当にもちろんわかってるので、そういうことをもう他の人に体験して欲しくない」
「ファンの方でも結構、セクシュアリティで悩んでる方が何人かカミングアウトの前からいて、こういう人がファンの中にもいるんだなって思って。自分が何かできることはないのかなって思ったのが、一番デカい理由な気がします」