「一人一人とちゃんと…」ファンとの濃密なコミュニケーションがパワーの源

 トークショーの後は、サイン会が行われました。

 本を購入した一人一人と会話をする葦原さんは、丁寧に目の前の人の話に耳を傾け、初対面とは思えないフランクな雰囲気を作り出して、緊張をほぐしていきます。


 相手の不安を取り除き、心の距離をあっという間に縮めてしまう。そこが葦原さんの愛される理由であり、魅力です。


 サインの順番を待っている人に「時間かかりそう、ごめんね!」「でも、一人一人とちゃんと話したいから!」と合間合間に声をかけ、会場の空気をさわやかにしていました。

 約50人との触れ合いは、2時間半ほどに渡りましたが、葦原さんの顔に疲れは全く見えません。むしろエネルギーがチャージされたように、私には見えました。
 葦原さんにとっては、ファンとのコミュニケーションはパワーの源になっているようでした。