中国の輸入禁止措置で行き場を失うホタテの消費拡大を図るイベントが青森市で開かれ、参加した約160人がホタテを食べて応援しました。
県商工会議所連合会や県漁連が主催した「青森県産ホタテを食べよう会」には25日、宮下宗一郎青森県知事や商工団体の関係者が集まりました。用意されたのは、ホタテとトウモロコシの炊き込みご飯やベビーホタテのパイ包み焼きなど和・洋・中のホタテ尽くし料理6品です。青森県産ホタテの輸出先は8割以上が中国のため、原発処理水の放出を受けての禁輸措置が続けば加工業者も生産者も収入の減少は避けられません。
青森県商工会議所連合会 倉橋純造会長
「我々が大きな声を上げて応援する。最終的には家庭の食卓にも並ぶようなことができればいいなと思っています」
今後は、親子で参加するホタテ料理のコンテストなどで県民へ消費を呼びかける予定です。