
“日本維新の会との連立政権”はあるのか?
ーー例えば維新と国民で過半数がとれるとなったときは、連立政権を作るなんていうのはあるんですか?
国民民主党・玉木雄一郎代表:
次の衆議院選挙で、維新もかなり増やすと思いますが、我々と維新を足して100(議席)いくかどうかっていうぐらいだと思いますから、その234(議席)かな、その過半数ということには、現実的なアプローチとして、なかなか至らないのではないかというのが、客観的な見立てです。ですから、先のすごい将来ですね。もうどういう形になるかってのは誰もわからないので、言いませんが、少なくとも、次の衆議院選挙ということを考えると、維新と国民を足しても、なかなか過半数にはいかない。と思いますし、加えて立憲を加えてもですね、なかなか難しいのではないかなと。
維新、国民に立憲を加えても過半数にはいかない…まずは「自分たちを大きく強く」
ーー立憲を加えても過半数いかない?
国民民主党・玉木雄一郎代表:
いかないという気はしますね。もちろん大ブレークが起きれば別ですが、ただ今の候補者の擁立状況とか、あるいは選挙情勢を客観的に見ると、私は結構シビアに、我が党も含めて見てるので、あの自公はしぶといですよ。それは、そんな簡単なものじゃないし、やっぱりガリガリ、ギリギリやらないと選挙区では勝てませんからね。そういったところも見定めながら、かつ大事なことは維新の皆さんは基本的には全選挙区に立てます。次の目標は政権交代ではなく野党第一党となると「立憲を上回る」ということになっているので、立憲と調整するインセンティブはないし、やる気はないんですよね。だって敵なんだから。まず彼らを上回るということなので、選挙区調整したら一体何のために野党第一党という目標を掲げたかわからなくなるということですので、そこは我が党に対しても当然(対立候補を)立ててくるという前提で考えていますので、同じなんですこれ。ある意味、自民党も維新も一緒で、政策で一致するところは、日本のためになる政策だったら一緒に協力して進めるし、我々も維新とは憲法の改正条文を一緒に作って、これは日本のためになればということで、維新と国民と有志の会の3会派で共同条文を共通条文を作ったと。ただ、選挙は切磋琢磨すると。これは一緒に進めるべきものがあれば協力するけど、選挙を戦うということでは、少なくとも次の選挙の風景っていうのは、与野党合わせてそういう感じですから。だから、他党とどうこうするよりも、まずは自陣を固めるというか、自分たちを強く大きくしてバーゲニングパワーをつけていくっていうことが究極。政権を担う地位に行くための近道ではないかと。














