引っ越し手配代行サービス業を手掛ける「リベロ」から営業秘密にあたる顧客データを不正に持ち出したなどとして、警視庁が元社員の男ら4人を逮捕したことがわかりました。
不正競争防止法違反の疑いで逮捕されたのは、東京・港区にある引っ越し手配代行サービス業「リベロ」の元社員で、東京・千代田区の「ビズリンク」社長、早川健容疑者(53)ら4人です。
4人は去年11月、「リベロ」の営業秘密にあたる顧客データを会社のパソコンに表示してスマートフォンで写真を撮影して不正に持ち出し、通信アプリで送信した疑いなどがもたれています。
捜査関係者によりますと、早川容疑者は2016年6月、「リベロ」を退社し、翌月に引っ越し手配代行サービス業の「ビズリンク」を設立したということです。
4人は「ビズリンク」の社員で、不正に入手した顧客データは社内で営業活動に使用されていたとみられています。
今年1月、警視庁に「リベロ」から相談があり、今年6月に「ビズリンク」を家宅捜索しました。
警視庁は4人の認否を明らかにしていません。
警察庁によりますと、営業秘密の持ち出しに関して相談数は去年1年間で79件と近年増加傾向にあり、社員の転職や独立時に多く発生しているということで、注意を呼びかけています。
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