■第19回アジア競技大会中国・杭州(日本時間21日)

卓球の日本代表が22日から始まる団体戦に向け、メインアリーナで練習を行った。

男子のエース張本智和(20)には笑顔も見られ、平野美宇(23)、早田ひな(23)らと共に最終調整を行った。

張本は「ここはやっぱり中国なので、アウェーになるのは間違いないですし、相手の声援にも負けないように。まずはその舞台まで行くことですけど、しっかり準備して戦いたい」と気合い十分。

さらに「シングルスでは最低でもベスト4に入ってメダルを獲得する事が目標。そこまでいけば、中国人選手と対戦出来るので、一つでも勝ちたい。チームとしては団体でも戦うので、一丸となって混合や全て(の種目)でメダルを獲れるように頑張りたい」と意気込みを語った。

“卓球王国”の中国でのアジア大会。男女共に22日の団体戦で今大会初戦を迎える。男子団体は張本、吉村真晴(30)、戸上隼輔(22)、及川瑞基(26)、松下大星(27)の5人。女子は早田、平野、木原美悠(19)、長﨑美柚(21)、最年少15歳の張本美和で挑む。

シングルスは男女各2名で、男子は張本と吉村。女子は世界選手権メダル獲得経験者の早田、平野が表彰台を狙う。前回大会(18年ジャカルタ)では男女ダブルスが廃止されたが、今回は復活となり世界選手権と同じ7種目となった。男子ダブルスは吉村/戸上、及川/松下の2組。女子は平野/長﨑、木原/張本、混合ダブルスは張本/早田、戸上/木原で戦う。