■第19回アジア競技大会中国・杭州(日本時間21日)
23日に大会開幕を迎えるアジア大会中国・杭州に向け、日本の競泳陣が移動の疲れも見せず笑顔で空港に到着した。
2018年ジャカルタ大会では19個の金メダルを獲得、期待の大きな競泳陣は大会直前まで北海道で合宿を行っていた。前回は6冠で大会MVP、今大会も最大7種目に出場予定し、女子の新キャプテンも任された池江璃花子(23・横浜ゴム)は「初めての中国なので凄くワクワクしてます」と笑顔を見せた。
さらにチームを支えるキャプテンとしては「私は“姿勢で示せるようにしたい”と、もちろん結果を出すのも大事だと思うんですけど、今の自分には結果というよりかは自分の背中で示していくタイプ。みんなにはしっかり自分の背中を追って来れるようなそういうキャプテンになれたらいいなと」と思いを打ち明けた。
「自分のレースにしっかり集中することと、6日間という短い期間ですけど最後、楽しかったなと思えるようなそういう6日間にしたいと思います」とアジア大会に対する意気込みも語った。
男子のキャプテン、本多灯(21・イトマン東京)は「シーズンの締めくくりなのでいいシーズンだったと最後の最後で思えるようないい泳ぎをして結果を出して日本に帰りたい」と話し、体調を崩して直前合宿に参加出来ていなかった瀬戸大也(29・CHARIS&Co.)は「来年に向けたスタート、第1歩だと思っているのでいいスタートが切れるように精一杯、金メダルを目指して頑張ります」と口にした。
競泳は開会式の翌日、24日から29日まで行われる。