■プロ野球 阪神4ー3巨人 (20日 甲子園)
阪神は2連敗で止め82勝47敗4分の貯金35とした。今季巨人戦を18勝5敗1分とし巨人戦の歴代の最多勝を記録。これまでは79年17勝9敗、03年と04年の17勝10敗1分だった。
先発・伊藤将司(27)は今季21度目の登板で試合前まで10勝5敗、セ4位の防御率2.31。自身の巨人戦5連勝は8月27日(東京ドーム)で止まっていた。
伊藤将は1回に長野にツーベース、門脇の犠打で1死三塁から坂本勇人の二ゴロ間に1点を先制される。
巨人の先発・山﨑伊に対して打線は2回に先頭・大山のヒット、佐藤輝のツーベースで無死二・三塁からノイジーは三ゴロも坂本の遊ゴロ間に1点が入り、1ー1の同点に追いつく。
伊藤将は3回に先頭・長野にツーベースも門脇がバント姿勢に。長野が飛び出し坂本が三塁で刺しピンチの目を摘む。
直後の3回の攻撃で先頭・近本が今季12本目のスリーベース、中野がレフトへタイムリーを弾き返し、2ー1と勝ち越す。続く森下は遊ゴロ併殺打、大山は中飛に倒れた。
伊藤将は6回1死から坂本勇人にヒットも岡本和を左飛、大城卓を遊ゴロに仕留める。
だが伊藤将は7回に先頭・丸にセンターバックスリーンに18号ソロを放り込まれ、2ー2の同点に追いつかれる。増田大にツーベース、吉川の犠打で1死三塁に。
山﨑伊の代打・梶谷の二ゴロを中野が本塁に野選、三塁走者・増田大に帰塁を許し2ー3と勝ち越される。
伊藤将は6回1/3を99球、8安打、無四死球の3失点(自責3)で降板。代わった石井が後続を抑えた。
8回はブルワーが坂本勇人を右飛、岡本和を遊ゴロに抑え、及川に代わり大城卓を空振り三振に取った。
打線は8回に3番手・菊地に2死から大山が四球、佐藤輝がツーベースで二・三塁に。ここでノイジーがセンターへ2点タイムリーを弾き返し、4ー3と逆転する。
9回は岩崎が丸を中飛、増田大に四球、代打・北村拓に遊内野安打で一・二塁も梶谷を見逃し三振、代打・岸田を投ゴロに打ち取った。
及川が3勝目(1敗)、岩崎はリーグ単独トップの33S(3勝2敗)をマークした。














