デジタルフレンドリー宣言
都農町は、おととし、デジタルを地域づくりに活用する「デジタルフレンドリー宣言」をしました。

その取り組みのひとつが、希望する世帯へのタブレット端末の無料貸し出し。
なんと町内の7割を超える世帯にタブレット端末が配布されています。
さらに通信料も2ギガ分まで町が負担します。(2025年度まで)

しかし、タブレットがあっても使い方が分からない・・・
そんな高齢者などのためにこの「BUNMEI」で相談を受け付けています。
(三浦功将キャスター)
「設立当初は、この機械は何のための機械なのか問い合わせが多かったそうなんですが、最近はこのタブレットを使って『LINEをしたい』。具体的な相談内容も増えてきているということです」
「全国商店街DXアワード」最優秀賞
この日も、雨が降っているにもかかわらず多くの人が相談に訪れていました。

(相談者)
「ビデオ通話で私今みたいに切らなかったものだから、向こうが切れたと思っていたのよ。(通話相手が)鼻をほじりながら…ワハハハ!だからウチの(夫)に言ったのよ」
去年3月の設立以来、訪れた相談者の数は、延べ1200人以上にものぼります。
こうした取り組みが評価され「BUNMEI」は、全国の商店街の優れたDXの事例を表彰する「全国商店街DXアワード」で最優秀賞を受賞しました。
