「DX」という言葉をたびたび見聞きするようになりました。
「デジタルトランスフォーメーション」の略なんですが、なぜ「X」が入っていないのに「DX」と略されるかというと・・・
このトランスという言葉が「交差」という意味があって、それが「X」と表すことがあるため「DX」と略されるということです。
「デジタル技術で様々なものを変革する」という意味です。

そのような「DX」を町を挙げて推進しているのが、宮崎県都農町です。
希望する町民にタブレット端末を無料で貸し出すなど「DX」の取り組みが進んでいます。
その拠点施設を取材しました。
高齢者のサポートが一番大事
(若者)
「画面が明るくならん(ない)ですね?」
(相談者)
「ならんし、ここの消すところがあるやろ?あれを押しても言うこと聞かんし、何しても言うこと聞かん。もう壊れたっちゃね?」
(若者)
「ちょっと待ってくださいね」

高齢者が若者にタブレット端末の使い方を相談しています。
都農町の中心部にある多世代交流サロン「BUNMEI」。
都農町が出資する「つの未来財団」が運営するDX推進の拠点施設です。

(つの未来まちづくり推進機構 川越大輝さん)
「都農町内で多世代の方が交流する場所というのがなかったというところと、デジタルフレンドリー事業を行うにあたって、高齢者のサポートというのが一番大事だと思っていまして…」