昼食をとり、最後に迎えるのは「ソロタイム」です。
柳沼翔子さん
「おすすめは居場所を一か所決めてもらって、そこでしばらく過ごす」
自分と向き合うスポットを見つけ、それぞれの時間を過ごします。
老後の生活を問いにしているひろさん、居場所を見つけたようです。
ひろさん
「絵本の家の隣のところにいろいろ木が植えてあって、あそこの空間がすごく気持ちがよかったので、あの近くに行ってちょっと一人になりたいなと思っている」

向かったのは森の中の広場です。ベンチで横になり、空を見上げながら思いを巡らせます。
「何に我慢しているかを見つけたい」と話していた大学生のしゅうやさん。「行くところが決まっていないので、適当に進みながら。涼しいところで座りたい」と居場所を探します。

向かったのは川の近く。荷物を降ろして一息つきました。
リトリートの特徴でもあるこの「ソロタイム」。ポイントは「直感に頼る」ことです。
柳沼翔子さん
「普段あまり使わない『右脳的な直感』とか『五感』というものを開放していく。そこで少し自分と向き合ってもらうという時間かなと思っている」

普段の役割を降ろし、自然の中で一人になって自らの問いと向き合います。
聞こえてくるのは鳥のさえずり、川のせせらぎ、風で揺れる葉っぱの音です。
およそ2時間のソロタイムを終えるとどんな風に過ごして何を感じたのか言葉に出して振り返ります。

参加者
「靴と靴下と全部脱いで、足を草の上に乗せて、足から気持ちいいのが伝わってきて…」
「あずまやの風が良くて、自分の思考がクリアになっていく感じがして、いいソロタイムだった」