「種まき」を終えると、続いては体を動かします。
新潟県魚沼市の守門地域は豪雪地として知られ、冬はスキーを目当てに多くの人が訪れます。ただ、今はグリーンシーズンで、観光で来る人は少ないそうです。

何もない山道のように見えますが、地元のガイドがここでの暮らしや自然、地域の歴史などを説明すると、見え方が変わってきます。
【守門地域のガイド】
「春の山菜で結構出てくるやつ。ウド。ウドの花です。この小さな…これが実なんですね」
「まだ熟していないけど、これから3週間ぐらいすると、これが紫色になってパカンと口を開ける。“あくび”をしているようだからアケビ」

参加している大学生のしゅうやさんは、インターンで新潟県の南魚沼地域振興局に来ています。
大学生・しゅうやさん
「『何に我慢しているか』という問いにしたんですけど…あまり自分は思ったことを口にできるタイプじゃなくて、相手との今後の関係性とか考えちゃって、あんまり言えないタイプなので」
インターンという慣れない環境の中で、疲れもあると話すしゅうやさん。きょうは疲れも癒しながら自分自身と向き合います。

歩くこと、およそ1時間。
参加者は地域を知りながら散策し、自然と触れあいました。