思わず「主(ぬし)」だと感じる一方、ついにやったという達成感があったそうです。
7日、島根県飯南町の男性が、国内最大級の巨大ウナギを釣り上げました。しかしその場所は、海から上がって来られないはずの、「ダム湖」だったのです。
島根県飯南町、車1台分の幅しかない狭い山道を10分ほど走ります。
「あの正面位なんですけどね…」
到着したのは、来島ダムのダム湖西側です。
藤川佳成さん
「距離で言ったら、この岸から50メートルくらいの所です。ナマズの大きいのが来たか、でかいコイが釣れたんかなと最初は思ってたんですよ。姿だけは見たいと一生懸命頑張って、10分位格闘の末…」
釣りが趣味で、各地で大物をゲットしてきた藤川佳成さん。「ナマズかでかいコイ」かと思ったという「それ」は、今は島根大学に運ばれていました。
生物資源科学部の高原輝彦准教授の研究室にいたのは、黒いチューブのようにも見える、長さ1.1メートル、重さ2.9キロの巨大なウナギです。