■“異端”はどっちか…我々西側ではないのか・・・

ロシアのウクライナ侵攻に大賛成する人は少なくとも西側の価値観から言えば少ないだろうと我々は思う。しかし、ロシアのこの行動を非難して制裁を実施している国は196か国中39か国だけ。NATOのトルコやEUのハンガリーすら制裁はしていない。

果たして異端はどっちなのだろうか…そして今、問題なのは制裁をしていない国をいかに説得してこちら側に付かせるかではなく、制裁しているこの39か国の結束だという。


二松学舎大学 合六強 准教授
「39か国は少ないですが経済規模からいうと大きいのは認めねばならない。しかし今後重要なのはこの制裁を加えている39か国の中から制裁疲れが出て来るのではないか。2014年以降に見られたような、制裁に消極的になる国、制裁を外したいという国が出て来るのではないかは注意して見ておかなければならない…」

(BS-TBS 『報道1930』 6月13日放送より)