医療用ウィッグの素材として髪の毛を寄付する『ヘアドネーション』。この取り組みに協力した宮古島に住む男の子を紹介します。ヘアドネーションに必要な髪の長さは31センチ以上だということですが、この男の子はなんと70センチも髪を伸ばしたそうです。男の子がヘアドネーションに協力するその思いを取材しました。
ヘアドネーションってなに?

髪の毛を寄付するボランティア『ヘアドネーション』。病気などで髪の毛を失った子どもなどのために寄付された髪の毛でウィッグを作り無償で提供する活動です。
頭髪に悩みを抱える、18歳以下の子どもたちに無償提供している日本初NPO法人JHD&CのHPによりますと、9月12日時点で149人の子どもたちがウィッグの提供を待っている状況にあり、多くの子どもたちが医療用ウィッグを必要としています。

医療用ウィッグを1つ作るためには、31センチ以上の髪の毛が30人から50人分必要とされていて、提供を待つ子どもたちに届けるためには多くの人の協力が必要となっています。