9月定例長崎県議会が12日開会し、橘湾で赤潮被害を受けた養殖業者の支援など総額68億円あまりの一般会計補正予算案などが提案されました。
9月議会に提案されたのは総額68億2000万円の一般会計補正予算案などを含む8つの議案です。
今年の夏、橘湾で発生した赤潮で過去最大となる被害を受けた養殖業者を支援する費用として4億1200万円が計上されていて、死んだ魚の代替魚の購入費3分の1を補助する費用などが盛り込まれています。
大石知事は「代替魚の購入経費や経営再建に向けた金融面の支援等を行うことにしており一日も早く養殖産地が復活できるよう全力を注いでまいります」と話しました。
また今議会から、高齢者や耳の不自由な人が議会を傍聴しやすいように、議場の発言を自動音声変換ソフトで文字に変え字幕表示するシステムが導入されました。
9月定例県議会は10月6日まで25日間の日程で開かれます。