《昼夜逆転の生活の中で、京アニに出会う》

 30歳、郵便局を3か月で辞めて生活保護を受給。昼夜逆転の生活の中で、京アニの作品を見て小説を書き始めたという。
弁護人:「なんという京アニの作品?」
青葉被告「ハルヒ(涼宮ハルヒの憂鬱)」
弁護人:「そのときの目標って?」
青葉被告:「実力さえあれば、何かにつくしかない、全力を出せばと、それで書き始めた。(小説の事を)考える時間で言うと24時間365日」

 自作の小説を送ろうとしたのが、当時立ち上げたばかりの「京アニ大賞」だった。なぜ京アニだったのかについては、「下りのエスカレーターでなく、『上りのエスカレーターに乗りたい』と思ったからだという。

弁護人:「京アニは上りだったのか?」
青葉被告:「立ち上げたばかりで前例がないので、ある程度意見を出せるはず。自分で前例や「足あと」をつくっていけると考えた」「おそらくここでなら最高のアニメがつくれる。最高の物語が作れる」