奥入瀬渓流の代替交通手段として期待される低速で動く「自動走行モビリティ」がお披露目されました。
お披露目された「自動走行モビリティ」は大阪の会社が開発し、人が歩く速度に近い時速5キロで登録された地点に無人で移動します。モビリティに搭載されたセンサーで経路に障害物があれば検知して止まるほか、人が近づくと速度が落ちる仕組みになっています。9月8日に青森県十和田市で開かれた試乗会では代替交通の候補として期待している奥入瀬渓流のガイドなどが乗り心地や実用性を体感しました。
試乗した人は
「ゆっくり歩くことを奥入瀬の景観を楽しむことを提唱しているので、それに近い乗り物で将来のイメージが浮かぶとてもいい乗り物だと思いました」
青森県は試乗会を通して出た課題を精査して実用化に向けた検討を重ねるとしています。