西村環境大臣が、10日、浮体式洋上風力発電の先進地域として建設が進む長崎県五島市を訪れ、工事の状況などを視察しました。

長崎県五島市崎山沖にある浮体式洋上風力発電は、2019年、全国で初めて、国から促進区域に指定されました。

西村環境大臣は、10日、建設状況を確認するため、船に乗り、海上から現地を視察。海に浮かぶ浮体式は、災害への強さも期待できるとして、技術開発を支えたいとしました。

西村明宏環境大臣:「起き上がりこぼしのようになっていくというのは、非常に津波や地震に強い構造だと思いますので、この技術をしっかり進めていけるように国としても支えていければ」
五島市によりますと、崎山沖では1基が商業運転中で、今後、8基が建設される予定だということです。