8日夕方、長崎市中心部の繁華街で建物火災が発生しました。
一人がけがをして病院に搬送されています。
現場から住吉アナウンサーの中継レポートです。

住吉 光アナウンサー:
長崎市築町の火災現場付近です。
現場では今も白い煙が上がっていて、消防隊による消火活動が行われています。
ここは現場から50メートルほど離れているんですが、木が焼けるような匂いがします。

私たち、1時間ほど前からこの現場にいるんですが、煙の勢いは強くなったり弱くなったりを繰り返しています。

火事があったのは、8日午後4時半ごろ、長崎市築町のメルカ築町付近で、“建物から煙が見える”と、付近の住民から消防に通報がありました。

警察によりますと、出火した建物は木造2階建てと見られ、隣の建物にも延焼しているということです。
消防は現在、消防車10台を出して消火活動を行っています。

消防によりますと、この火事で40代の男性1人が手の指に軽いケガをして、救急隊によって市内の病院に搬送されたということです。

現場は長崎市中心部の繁華街で、付近のメルカ築町周辺の道路では、一部交通規制が行われています。

インタビュー
目撃者:
「もくもく。その間から炎が上がっていた」
付近で勤務する人:「煙が凄くて。まだ今でもちょっと。」
メルカ築町従業員:「びっくりして、避難指示が出てるので避難してます」

住吉 光アナウンサー:
火災があった長崎市築町は、浜町商店街にも近い長崎市中心部の繁華街で、発生時、下校中の学生や買い物客で騒然となりました。
消防は火災の鎮火を待って原因の究明をすることにしています。