「ねぶたも!地元のまつりも!」目指すは“2刀流”

秋元さんも幼いころから『十和田市秋まつり』で囃子の演奏はしてきましたが、山車の制作に関わるようになってからあらためて、地域を取り巻く課題に気付かされるようになったといいます。
中学3年生・秋元孝志朗さん
「制作者の高齢化が進んでいるというのを実感して、自分が若い世代として伝統を守るために進んで制作している」
いまは高校受験を控えているため山車とねぶたの制作に費やせる時間は限られていますが、秋元さんは自分の将来をしっかりと見据えて“ある大きな決意”を固めていました。

中学3年生・秋元孝志朗さん
「将来は青森でねぶた師として活躍できる人になって、ねぶただけでなくて南部のお祭りも制作できる“2刀流”でいきたい」
秋元さんは、まつりを通して地域のこと、そして自分の将来を見つめ直し夢に向かって着実に歩もうとしています。

