長崎県佐世保市世知原町では『日本一美しい』といわれるトンボ、ミヤマアカネが秋の訪れを告げています。

7日はいつもより涼しい朝でした。

朝方はきれいな虹も見られました。

秋の訪れが感じられる中、佐世保市世知原町ではミヤマアカネが産卵の時期を迎えていました。


ミヤマアカネは『日本一美しいトンボ』ともいわれていますが、長崎県内では世知原のこの棚田跡にしかいません。
県の絶滅危惧種に指定されています。
ふるさと自然の会の川内野善治さんはミヤマアカネの保護活動を続けています。


ミヤマアカネの保護活動を続ける 川内野善治さん:
「ここにしかいないのでミヤマアカネ育てることやめたらいなくなっちゃうんですこのままできるだけ頑張って育てていこうと思います。
あそこに新しいのいます。今日生まれたやつきれいでしょ。
光っているでしょ羽が。あれは今日の朝生まれたやつ」

今年は去年より多いおよそ1,000匹のミヤマアカネが確認されています。世知原でしか見られない秋の風景です。