収穫の季節 2023年の新米は?猛暑の影響や価格は?

南波雅俊キャスター:
新米について見ていきます。塩害など気になるニュースなどはあったんですが、全国デビューを飾った品種もあります。

青森県の新品種で2023年の秋、全国デビューする「はれわたり」。晴れ渡る空のような綺麗な後味で、もっちりしている。特徴は粘りと強い甘み。13年かけて、青森の寒さや近年の猛暑にも打ち勝てる品種を開発したということです。寒いと病気になりやすかったり、暑いとお米が割れやすかったりするんですけど、その中でも新品種を開発しました。

生産者から「これだけ暑いと耐暑性が心配」という声はありましたが、収穫は進んでしっかり育ってきているということでした。

新潟は猛暑と水不足、塩害などもあったということで、例年よりも1等米の比率は下がるんじゃないかということです。ただ、新潟大学の三ツ井敏明教授によると「味には大きな差はない。間違いなく美味しい」ということでした。

そして、気になる方も増えているようです。
ふるさと納税サイト「さとふる」の上半期の人気ランキングで、茨城県・境町のお米(寄付額:1万2000円)が3位に入っています。

これが、下半期に入って7月以降「新米」で検索する人が増えています。(※7月:217位/8月:86位/9月:40位)