“突然の大雨”にも要警戒…“どこで激しい雨が降ってもおかしくない”
上村キャスター:
そして、何度もお伝えしているんですが、大雨にどのように警戒したらいいのかというのを改めて見ていきましょう。
大雨への備え
▼アンダーパスなどを避ける
▼窓や雨戸に鍵をかけて補強もする
▼側溝や排水溝の掃除
▼家族の連絡先や避難経路などを確認しておく

また、5日は関東でも各地で雷が発生して、栃木県や群馬県などでは広い範囲で停電もありました。この雨の備えだけではなく、停電の備えというものも必要になってきます。
ホラン千秋キャスター:
様々な備えが必要なわけなんですけれども、今の進路予想のままやってくるとなると、私たちがいる東京もかなり大雨の影響を受けそうですね。
萩谷麻衣子 弁護士:
予報に気をつけて、特に車での移動で突然動けなくなることもあると思うので、なるべく車を使わない移動などを考えなきゃいけないですし、昔は台風というのは予測できる数少ない自然災害と言われましたけど、最近は進路の予測だけ見ていても、他のところで線状降水帯が発生したりして災害が起きたりするので、なかなか台風の進路だけ気にしてるっていうのも十分じゃないなと思いますよね。
ホランキャスター:
秋雨前線がありますので、普通の台風よりも様々なところで大雨というのは予想されているんでしょうか?
國本気象予報士:
その前線付近とその南側はどこで激しい雨が降ってもおかしくないという状況が8日ぐらいまでは続くと思っていただいていいですね。
萩谷弁護士:
早めに食料品買ったり、ラジオを用意したりとか備えはしておいた方がいいですよね。
井上貴博キャスター:
昔は台風が季節を変えると言われていて、もう9月に入りましたし、秋に空気が変わっていってもいいのかなと思うんですけど、これで落ち着くのかと思ったら、来週の週間予報は最高気温が35度近く出てますよね。9月中旬ですよね。
國本気象予報士:
秋雨前線がもっと南に下がり切ればいいんですけれども、今年はどうしても高い緯度で前線が消滅して、なかなか南からの暑い空気が収まらない状況です。南の熱帯付近の海水温が例年になく広い範囲で高いので、それによって、ずっと真夏のような暑い空気が残っているってことですね。