海外では犯罪事例も…

南波キャスター:
課題も浮き彫りになってきています。

例えば、事故が起きたときの補償をどうするのか。

事故でドライバーと、同乗者つまり利用者が、ともに怪我をした場合。タクシーであれば、タクシー会社に慰謝料を請求することができます。ライドシェアの場合は、治療費について、ドライバーは、自身が加入した保険が適用。一方で、利用者が保険適用になるかどうかは、ドライバーの保険次第になってきます。現状、ルールはない。

さらに、トラブルの可能性もあります。

車内を汚した場合はどうするのか?目的地が違う場合どうするの?口論などもある。

海外では犯罪の事例もあり、2013年にはドライバーが交通事故を起こして、6歳の少女が死亡。2014年にはドライバーが乗客を誘拐、“性的暴行”で逮捕されました。