日比キャスター:
そして2つ目の大きなポイントとして「一緒に行って会話のきっかけにする」です。防災の日だからと言って、家族揃って話しましょうとは、なかなかならないですよね。

このような場所に実際に行って体験する。誰かと一緒に行くことで、一緒に危機感や必要性を同じレベルで持つことができ、「どこで会おうか」「どうやって備えていこうか」と自然に会話ができるんですね。

私は1人で取材に行きましたが「家族に連絡を取ろう」と思いました。避難所はどうすればいいだろうとか思いました。パートナーや友人・家族、もし一人暮らしで連絡が取りにくい方も、だからこそ誰に連絡をしようかなど、具体的に想像できるきっかけになると思います。

山内キャスター:
どうやって申し込めばいいんですか。

日比キャスター:
こちら予約が要らないということで、場所に行って、時間を振り分けてもらっていくということで、無料の施設になってます。

井上キャスター:
どのくらいの時間がかかりますか。

日比キャスター:
数十分で回ることができます。2階に行くとこれまでの地震の経験を基に、こういうものが必要だったという、いろんなヒントがあるので、一日中じっくりと見てまわれる施設だと思いました。

いざという時に「どうやって行動すればいいのか」「どうやって情報を集めたらいいのか」というのも、パニックになってしまうと、なかなか判断するのが難しいと思います。TBSにはNEWS DIGというアプリもあります。こういったものを普段から使い慣れておくこともおすすめです。