大阪のバレエ教室では先生が「マスクを外して」と呼びかけますが、生徒は誰もマスクを外しません。理由は「恥ずかしいから・・・」。文部科学省も登下校中などは熱中症対策を優先しマスクを外すことを指導するよう通知していますが、進まない“脱マスク”の現場を取材しました。

大阪・泉南市のバレエ教室では、先生の“あるお願い”からレッスンが始まります。


さくらバレエスクール 佐藤さくら先生
「いつも言ってるけど、もうマスク外して下さいね。クーラーつけてるけど、この気温でもやっぱり熱中症になるから、ほんまに外せる人は外してくださいね」

「マスクを外して」と先生が呼びかけますが生徒は誰も外しません。


バレエのレッスンは激しい運動を伴います。中にはマスクで息苦しそうな生徒も・・・

バレエの先生 佐藤さくらさん
「マスク外さんでええか?しんどくない?」


何度も先生からマスクを外しても良いと言われているのに、生徒たちは一向に外そうとしません。なぜ外さないのでしょうか?

生徒たちに話を聞くと・・・「しんどいときはあるけど外したいとは思わへん」「マスクが慣れてて外すのがちょっと恥ずかしい」などの声が上がります。

ーーいつになったら外してバレエ出来そう?

「みんなが外しだしたら」

バレエの先生 佐藤さくらさん
「恥ずかしくてもう外せなくなっている。本当にコロナが怖くてつけてる子なんていない」
「これだけ言っても外してくれないなら、難しいかなと半分あきらめている」


3年目に入ったコロナ禍で、子どもたちはマスクをすることが当たり前になっています。ただ、マスクについては文部科学省も運動活動中や登下校中などは、熱中症対策を優先して外すことを指導するよう通知しています。

バレエの先生 佐藤さくらさん
「(マスクで)明らかに疲れるのが早くなっています。最後の最後まで集中できないというか。取りなさいと強制はできないので、取れるなら取ってもらいたいなと」