
井上キャスター:
2023年9月の予報ですが、気温は全国的に高くなる予報は変わっていません。ポイントは北日本から西日本は、気温が平年より高くなる確率が80%です。残暑厳しく、秋の訪れが遅いということです。秋の訪れが遅くて冬がやってくるとなると、いきなり気温が下がるということになるわけですか?
國本未華さん:
境目に秋雨前線があるので、秋雨前線の雨が多くなる恐れがあります。
井上キャスター:
データとして2000年以降の最も遅い猛暑日を調べてみると9月下旬です。
▼熊谷 9月22日(2010年)
▼大阪 9月22日(2007年)
▼新潟 9月19日(2022年)
▼京都 9月14日(2011年)
▼東京 9月10日(2019年)
2023年は条件がより重なっていると考えると、まだ続くと考える方が自然なのかもしれません。
ホランキャスター:
全国的に暑いと農家や酪農の方は、それぞれの地域の気候に合わせて、何を生産しようということを決めていると思いますが、今までの先人の知恵が全く通用しなくなってしまうくらい、もうどうしたらいいんだろうという状況の生産者も多いと感じますよね。
田中ウルヴェ京スポーツ心理学者(博士):
50年先100年先のいろいろな天候の変化に、どのように対応してきたかをちゃんと示せるデータやいろいろな取り組みを工夫できればいいなと思います。