農薬や添加物といった食品に関するリスクについて、正確な情報発信をする人材の養成講座を甲府市が開きました。

この講座は、安全な食生活への理解を深めてもらおうと開いたもので、約20人が参加しました。

講座は食品の安全管理の専門家が講師を務め、消費者の食品に対する不安を解消するためには農薬や食品添加物のリスクを分析し、安全な種類や量といった正しい知識を伝えることが必要だと説明しました。

そして、情報を伝える時には消費者の不安や疑問に寄り添い、丁寧な対話を通じて信頼関係を構築することが欠かせないと指摘しました。

講座は今年11月まであわせて13回開催され、甲府市は受講した人たちに食の安全に関する地域の情報発信役としての活躍を期待しています。