ジャニーズ事務所の性加害問題で「再発防止特別チーム」は藤島ジュリー社長に辞任を求めました。

元ジャニーズJr.で俳優の橋田康さんはnews23に出演し、問題告発後にジュリー社長が橋田さんに「性加害について知ろうとしなかった自分に罪が大きくある」と謝罪していたことなどを明かしました。

ジャニー氏の被害者は数百人に及ぶというヒアリング証言も

再発防止特別チーム 林眞琴座長
「ジャニー氏は、古くは1950年代や60年代に性加害を行っていたことが認められ、それ以降まんべんなく性加害を繰り返しており、多数のジャニーズJr.に対し、広範に性加害を繰り返していたことが認められました」

ジャニーズ事務所の創業者・ジャニー喜多川氏による性加害問題。外部の専門家による、再発防止特別チームの調査結果が公表されました。

再発防止特別チーム 飛鳥井望氏
「ジャニーズJr.に対して、長年にわたり広範に行われた性加害の根本原因は、ジャニー氏の個人的性癖としての性嗜好異常に他ならない」

ジャニーズ事務所側が認めてこなかった性加害があったと認定しました。

前検事総長らからなる特別チームは、23人の被害者にヒアリングを実施。そのうち、ジャニーズJr.の経験者は20人でした。報告書には、被害者の生々しい証言が…

(被害者へのヒアリング結果より)
被害当時 中学2年生
「合宿場で寝ているとジャニー氏が布団の中に入ってきて、添い寝の状態で『YOUはソロでデビューさせるから』と言われ、パンツの中に手を入れられて直接陰部を触られた」

被害当時 中学3年生ごろ
「ジャニー氏は川の字の端で寝ているジャニーズJr.のところに行き、2~3人のジャニーズJr.に性加害したあと私のところに来た。周囲のジャニーズJr.たちは見て見ぬふりをしていた」

被害当時 中学1年生
「ジャニー氏は1万円を渡してきたので、これは売春のようだと思った。ジャニー氏から最低でも10回性加害を受けた」

ヒアリングでは、数百人の被害者がいるという複数の証言が得られたとしています。