戸部商店 戸部久さん:
「スケソウダラのすり身と塩とだし、水ですね」
記者:
「作り方見せていただきたい」
戸部商店 戸部久さん:
「ちょットそこは難しいところで企業秘密」
おいしさの秘密、是非とも知りたいところですが、そこは譲ってもらえず…。
調味料を混ぜ合わせた後の「すり身」ならと見せてくれました。
戸部商店 戸部久さん:
「すり身。仙台の塩釜港から入れてます」
魚の臭みを抑え、プリプリの食感を出すためたどり着いたのが宮城県の塩釜港で水揚げされるスケソウダラでした。
戸部商店 戸部久さん:
「いろいろ探したんですけども、長野県の方には九州より東北の方が合うのかなと。目が結構細かいので」

練ったすり身を型にはめて野沢菜の炒め煮をたっぷりと詰め込みます。
これを160度~180度に熱した油で黄金色になるまでじっくりと揚げます。
おいしそうに仕上がっていく信州あげ、さぞ自信作かと思いきや…

戸部商店 戸部久さん:
「いやまだまだですね。本当に奥が深いのでもっとおいしく作りたいって思いますね」
と、あくまで謙虚な戸部さん。
それもそのはず、まだ揚げかまぼこを作り始めて2、3年しか経っていないのです。