日本の夏の定番アイテム「蚊取り線香」は昔は『水車』を使って作られていたのをご存じでしょうか。幕末に作られて紀伊半島で唯一現存する線香水車を復活するプロジェクトが進んでいます。

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 明治時代以降に蚊取り線香の一大生産地だった紀州地域。現在では定番となった金鳥の渦巻型もこの地で生まれました。その原料はタブ粉と呼ばれるクスノキ科のタブの枝葉や樹皮を粉末にしたもので、殺虫成分を混ぜるなどして作られています。現在は機械を使って製粉が行われますが、機械化前に動力として用いられていたのが水車でした。