祖父のメモがきっかけで動き出した水車復活プロジェクト
(井澗洸介さん)「これが祖父の写真です。祖父が最期、入院していたんですけれど、その時のメモが残っていまして」
【祖父のメモより一部抜粋】「水車の音が思い出される。ナツカシイナー ふるさと」
井澗さんは祖父の想いに背中を押され、朽ち果てていた水車を復活させることを決意。その後、井澗家に眠っていた水車は幕末(1864年)に作られたもので、紀伊半島で現存する最古のものだと判明しました。
(近畿大学文芸学部 藤井弘章教授)「昭和の初めくらいまでは何十基もあったようですけれども、現在では本当にここだけなので、大変貴重だと思います。それがもう一度、子孫の方々あるいは地域の方々の協力で動き出すというのは、とても意義があると思います」

そして3年前、地元の人たちの協力により、水車復活に向けたプロジェクトが始まりました。復元作業を支えるのは40年以上にわたって水車の製造や修復を手掛けてきた水車大工の野瀬秀拓さん(72)です。朽ちた水車を分析してパーツを一から復元しました。















