会場に来た大学の教授との会話:
「場所分からないから早めに来たら早すぎた」
「早すぎるでしょ」
「これこう見えて教授です」
「中津川ライトくんのファンなので」
記者:「どういうところのファン?」
「あんまりおもしろくないところ」
「こういう人ばっかりだから嫌になっちゃう」

そしてやってきた談慶さん。

前座としてのプレッシャーがのしかかります。


田口さん:
「ありがたさはすげー感じてます。普通じゃできない体験をさせてもらっていると思っているんで」

いよいよ前座の出番が回ってきました。

前座の仕事は舞台を温めること。


与えられた役割を果たすために、一言一言に気持ちを込めます。

【落語】
「お恥ずかしいお前今自分がやっている行動を恥ずかしいと思えよ」

硬い雰囲気が続く中で、時折笑みを浮かべる人の姿も。

長い長い12分間を演じ切りました。

田口さん:
「緊張したちょっと。伸びちゃいましたすみません」
「勢いで飛びそうになったんですよ。でもグッとこらえてもっと一生けん命やってくべきでしたね」

初めての大舞台に悔しさをにじませた田口さん。

理想の落語を求めて…挑戦は続きます。