延岡市は9月から宮崎県内の自治体では初めて、不登校の中学生を対象にしたオンライン学習を開始します。
28日は、拠点となる小学校で、配信テストが行われました。
28日は、市内の熊野江小学校に設けられたオンライン学習支援室と、市内の小中学校をオンラインで結び、音声が聞き取れるかや資料が共有できるかなどを確認していました。
この学習支援には、校長経験者の学習支援員2人が配置されていて、今年度は不登校の中学生を対象に週3回、午前中に実施。
生徒は、学校から貸し出されているタブレット端末を使用し、学習ソフトなどを使って学習します。
また、学習支援を利用した日は、校長の判断で、出席扱いに出来るということです。
(オンライン学習支援員 瀬戸山 初博さん)
「新しい学びの在り方だと思っています。今までは学校にみんな来て学んでましたよね。それももちろん大事なんですけれども、いろんな価値観の子がいますので、新しい学び方を提供できたらと思ってます」
延岡市によりますと、今のところ、7人の中学生がオンライン学習支援を受ける予定で、来年度からは小学生も対象とする予定だということです。