スタメンは昨年の東京五輪で29年ぶりのベスト8を果たした西田有志(22)、小野寺太志(26)、キャプテン石川祐希(26)、髙橋藍(20)、山内晶大(28)、関田誠大(28)、山本智大(27)の7名を起用。初戦のオランダ戦と同じとなった。

中1日での試合となった日本は全速力で入場し、元気いっぱいの姿を見せた。昨年のアジア選手権の決勝で敗れたイラン相手に、第1セットは西田、髙橋藍のサーブが効果的に決まり、得点を重ね25-21で先取した。

第2セットも日本はサーブでイランを苦しめた。8-3と5点リードの場面で、西田の119キロのサイドラインぎりぎりのサーブにイランの選手は一歩も動けなかった。続くサーブも今度は逆のサイドラインぎりぎりを狙い、連続でサービスエースを決めた。西田は2セットを終え、5本のサーブポイントを奪い、日本の2セット連取に貢献。セットカウント2-0とした。

勢いに乗った日本は3セット目も奪い、ストレートでイランに勝利。ブラジル大会を3勝1敗とした。次戦は場所をフィリピンに移し、21日にアルゼンチンと対戦する。
※世界ランキングは試合前時点